タヌ通信

T72神に祈りましょう            オブイェークト

ロシア陸空軍現行超大型輸送ヘリ

オブイェークト。

さて、今回は陸空共通ネタです

量産型としては世界最大のヘリコプター、Mi-26ですね。ロシア軍では陸軍と空軍で使われているので、陸空共用ネタです。

 

 

これの最大の特徴はデカい事です。どれくらいデカいかと言うと

このゲームにも実装されている小型ヘリ、イロコイと比べましょうまぁ、人の大きさで比較してください。

 

イロコイ

 

 

Mi-26

 

デカいってレベルじゃねーぞ!!

 

ちなみに、グーグルマップでも姿を確認できます。

 

 

単にデカいだけでなく、メインローターは8枚。テールローターも5枚、ダブルタイヤを3つ装備と、かなり威圧感のある設計です。

そして搭載力ですが安全を考慮しての最大搭載量は22トン。これは自衛隊も使っている大型輸送機、C-130のそれと同じです。ってことは、Mi-26に機関砲と大砲と射撃管制装置を積んだらヘリコプター版AC-130が作れても航続距離が短すぎてダメでしょう。ちなみに、中はこんな感じです。

 

その搭載力を活かせば、こんな事もできます。

これはソ連時代の旅客機、Tu-134を空輸している所です。ちなみにTu-134は20トン以上の重さがありますが、吊り下げるのなら問題ありません。記録に残っている限りでは、56トン以上の物を吊るして飛行した事があるそうな。

その他のMi-26の活躍は↓で見て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=qHmv9a_dDQ4

 

さて、実はこの機体、東日本大震災とやらの後に支援用に飛んで来たんですが…飛んで来たのは3月14日です。実は12日の時点で支援部隊を送る準備は整っていたんですが、例のミンス党がゴネたので救援が二日遅れましt…おっと誰か来たようだ

 

 

飛んできたのはハバロスフクからです。

 

と言ってもピンと来ないでしょうが、実はハバロフスクから被災地まで、約1000Km離れています。通常この手の大型機は燃費が悪く、航続距離が短いんですが、このMi-26は約1950Kmを飛行できます。ちなみに、UH-60ブラックホークは2000Km以上飛行できますが、沖縄国際大学に墜落した事で有名なアメリカの大型ヘリ、CH-53は1000Kmしか飛行できません。Mi-26は単にデカいだけではないんですよオブイェークト。

 

それだけでなく、ヘリコプターであるが故に、着陸に滑走路が不要で、今回のように飛行場があぼんした所でも、ヘリが降りられる場所さえあればおkです。そのくせ搭載量が尋常ではなく、支援用の人員のみならず車両を運搬できたので、他国の「○○人の医療チームを送りますた」とは次元の違う活動ができましたとさ。ちなみに、被災地に近い(そして津波であぼんした)仙台空港に始めて降りた大型航空機は、アメリカ空軍特殊作戦軍団のMC−130。別にアメリカ本土から来たわけではなく沖縄の嘉手納基地にいた機体で、短距離での離着陸が可能なように再設計されたC-130です。

↑のレドーム内に地形追従レーダーが入っており、入り組んだ所を低空飛行できます。

 

この機体、厳密に言うと仙台空港に直行したのではなく、近くにある自衛隊のナントカ基地に一機が降りて管制用人員・機材を搬入した後に、もう一機がその管制を受けて仙台空港に降りたそうな(自衛隊のナントカ基地の管制能力は津波であぼーん。それでいいのか税金泥棒。)。そんな面倒なことをした所で、輸送能力はこのMi-26に劣るって言うんだから大したものです。しかも来たのは3月17日。即応性も無ければ輸送能力もなければ離着陸に(ヘリと比べれば)圧倒的な制約を受ける…優れているのは航続距離と最高速度、後は悪天候時にも飛行が可能な点くらいでしょうか。

 

 

アメリカは高度な地形追従レーダーと再設計された大出力のエンジンによって不整地への短距離離着陸が可能な専用機を、特殊部隊と機材による管制で仙台空港に強行着陸させた。

 

 

一方ロシアはデカいヘリコプターを使った。

 

 

Mi-26は燃費の悪い大型ヘリですが、全く使えないわけではないようです。中国の四川省の地震の時にもMi-26が活躍しました。まず固定翼機では着陸できない山岳部にも着陸できるので、山がちな所では重宝します。

 

一応、70年代に設計されたレトロな機体ですが、機体にチタンを多用して軽量化に努めており(近代化バージョンはローターもチタン)、大型であるため電子機器も輸送ヘリとしては異様に充実しており、操縦要員は4人(CH−53は2人)。ロシアらしく氷結防止用の電熱器が組み込まれており、一応輸送ヘリですが操縦席付近には装甲があります。

 

数々のバージョンがある機体で、ロシア空軍は2012年にこれを5機購入する予定です。ちなみに、最近話題の北朝鮮でも4機を保有しています。

 

 

 

ではでは

 

T72神に祈りましょう

 

オブイェークト

 

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