【雑記】まぁじゃんは人生(17)

今回は聴牌に近い段階における手作りの方法論とその実践。下に箇条書きで上げていきます。

 

・シャンテン数を把握する

・基本的にシャンテン数を維持する選択をする シャンテン戻しの基準は牌効率論21、56参照

・聴牌した場合にどう受けるかについては牌効率論21、複雑な待ち選択をする場合は牌効率論20の多面張理論参照

・1シャンテン形を、@=余剰牌有り2面子形 A=余剰牌無し2面子形 B=ヘッドレス(雀頭無し)形 C=くっつき形とした場合。原則数字の大きい1シャンテン形に取る

・どういう場合に数字の小さい1シャンテン形に受けるかについては牌効率論43〜55参照

・打点、手役絡みの比較を考慮する場合に関しては牌効率論25〜40も参照

・2シャンテンの場合は、単純な受け入れより1シャンテンになった場合の手広さを優先するケースが多い(搭子オーバーを嫌う等) 牌効率論18参照

 

・実践問題(一部聴牌に遠い段階の問題も含まれてます) アリアリ赤無し

http://mjkarasu.sessya.net/index.html

良問率はそこそこ高いと思います。ただ、解説の方に一つ大きな問題点があります。それは、比較要因をただ列挙しているだけで、それらの中で優先すべき”核心”は何かを示すという、解答、解説を行ううえで一番重要な行為が殆ど行われていないということです。(行われているものについても、比較方法が稚拙なものも多い)確かに、優劣が微妙な問題も存在するので、比較が難しいこともあります。然し、ルールと状況が十分に与えられていれば何切るに正解は存在しますし、問題に設定されてない状況についても適宜場合分けをしていけば良いだけです。(明らかにデメリットの方が大きいのに)この選択はこういうメリットもあるなどということを知っても役に立たないばかりか却って有害にもなります。様々なメリットデメリットを知ることより、この手牌でこの条件なら打○が最も有利(もしくは、打△ははっきり不利、打◇と打×は優劣微妙)と言えるパターンを少しでも増やしていくことが何倍も実力向上の為に重要なのです。 また、比較の為に必要な、優先すべき核心が何かについて押さえることに慣れれば、正着を素早く打てるようになりますし、打牌選択を説明する場合もわざわざ長ったらしい解説をせずに簡潔に済ますことができるようになります。

 

・解答と簡潔な解説(その後の打牌選択についてまで書く場合は長文になるのもやむをえないのでそこはご了承下さい)

 

1 4sダマ 勿論3s引き変化の為だけにドラを切って打点は落とさない。これでもソーズの多面変化は残る(何故か解説者はここを見落としている)。 この後何を引いたら何を切るか、リーチするかどうかの選択は結構難しい。河に特徴が特に無く、次巡手変わり牌を引いたとするなら、待ちが2種8枚より多い多面張(6sツモならダマで高目5sで倍満なのでダマでも十分だが、リーヅモタンピンリャンペー表4裏2の8000‐16000の夢もみたい)してならリーチ。それ以下は手広くしてダマ(但し1pはツモ切り)とする。

2 6pリーチ 打7pとして手変わりも28枚あるので微妙だが、打点が増えるのは4m6pだけなので

3 2m ほぼ仕掛けてホンイツかトイトイ。一応三色目は残す。(出来やすさを考慮せず単に手役を列挙しているのが他にも目に付く)

4 1sリーチ 良形2600聴牌>>>>>>>チンイツ2シャンテン

5 7m 七対子の1シャンに取りつつ面子手の可能性を残す

6 6m 36枚も手変わりがあり仕掛けてもいいので流石に聴牌取らず

7 7sリーチ 

8 2s 七対1シャンテンに取る 1s2sが薄いのでこれ 親の仕掛けや他家の切り出しは基本的に無視。ドラ南を引いたときだけ七対子に固定すれば良い

9 1pリーチ 

10 1m 純チャン、マンズの一通があるので9mは必要。とするとこれが一番使わない。純チャン以外にあがれないような手ではないのでドラは切らない。清老頭・・・ 好牌先打・・・

11 6s 牌効率論45参照。打6mは一番打点が伴うどころか、余剰牌が抱えられず手役変化がみれないので一番打点が伴わない。

12 5s 選択肢が広くどれも比較しにくい長所短所がある難問。打6sとすると非常に手広いB(11種35枚)になるが一方的に打点が下がる(平和が消え三色目がなくなる)形なので例外的に打5sとして@(5種19枚)に受ける(これが既にドラ1以上あれば面前で7700以上確定なので打6sで良い)。巡目が浅く、467sを引いたら改めてBに受ければ良く、(ドラ4s引きの場合の差で7sより5s)打6sとしていれば聴牌が入る牌を引いてもAに受けられるので一時的に狭くなるデメリットがそこまででもないというのも大きい。既に両面確定なので多面張狙いで56mを落とすよりは打点アップを狙った方が良い。故に56m落としより打3pとして456,567三色両天秤にする方が良いがソーズの多面張の為崩れやすい、故に平均和了点で打5sが勝るとみる。受け入れでは5sに勝る(56m3pはどれも9種27枚)が、上に書いたとおり打5sの狭さは一時的なものなのでそこまで大きな差ではないとみる。

 

この問題は本当に難しい。ここまで比較要因が複雑に絡み合う問題は他に例をみない。

 

13 4pダブリー ドラ4p単騎は流石にほぼツモ専になるとみる。ツモ専とすると流局までに3枚待ちがツモれる確率は36.765% 一方、9s単騎なら他家のうち2人からは出アガリが期待できるとすると流局までの和了率は75.679%に及ぶ。打点は4p単騎なら最低18000、9s単騎なら最低9600 一発や裏も考慮すると平均和了点は9s単騎に受けても半減まではせず、和了率は倍以上になると思われるのでドラ切りリーチとする。和了率の計算に関してはhttp://kazyaken.web.fc2.com/mj/tumoritu.htmlを用いた(2人から出アガリが期待できる3枚待ちはツモ専9枚待ちに相当)

 

14 8sダマ ダマで倍満確定12223334(14どちらでもイーペーがつく)の形に気づけるかどうかの問題

15 2s 両面確定の@に受けるよりない ドラ5s引きで打9s

16 3p 三色は不確定かつマンズが四面張なのでAに受ける。6p引きで打3m

17 6m 1シャンには受ける。567788の形を残す方が変化が多い

18 9s チャンタ狙いは不確定かつ狭い、素直にBに受ける

19 2m 牌効率論31参照

20 5s 確定一通で問題ない

21 6sリーチ 

22 7m 6pだとタンヤオがほぼ消えるので流石にAに受ける、ただ369m受けを拒否する必要はない

23 5m 三色を残しつつ搭子オーバー形を嫌う 89m引きは純チャン三色まであるので例外的に搭子オーバー形を残し打5s

24 8p 手広いCに受ける 裏目の5s引きでも三色が狙える

25 2m ここを落として南発重なりのホンイツを狙った方が良い

26 3m 打点も手広さでもはっきりこれ

27 3m 打点上昇の手変わりも豊富なので単騎の仮テンには取らない。両面変化が1mと同じで一通もある(67pツモでもフリテンリーチで十分)ので3m有利

28 6p ドラを切ると最高でもメンピン止まりなら(実践編52との違い)

29 3mリーチ

30 3s ドラ9mなので一通確定形にとる

31 7mリーチ 4巡目ならダマ満貫でもリーチ

32 2sリーチ 待ちが端にかかる方が良い。勿論手変わりはみない。

33 6s 打9pなら7sツモで確定三色になりはするが流石に受け入れでこっち

34 2s Bに受ける

35 7p 愚形含みで三色不確定、マンズが伸びれば強いBになる。4p引きは打3m

36 3s Aに受ける ドラが出て行く受けを嫌う打3mとすると3sを残す意味が無くなるし、打6mも7mツモでメンタンピンドラ1の聴牌を逃す方が三色を逃すよりはっきり痛いので損

37 9s 搭子オーバーかつ二度受けかつ一通不確定、明らかにここが不要。8sツモでタンヤオがつく可能性もあるので9sから

38 6p 牌効率論31参照

39 8p 手広いAに受ける。打8pは78pがロス 打8sは3s7sがロス(解説は3s受けが抜けている)。ドラが8sで更にドラを引く変化もあるので打8p 他は受け入れではっきり劣る

40 9s 搭子オーバーなので孤立ドラは残す。789三色を残す打5mとの比較は難しいが、5666の三面形が残ること、打5mなら三色確定の形が残るとはいえ結局三色にならないツモも多いということ、6s引きなら567,678の三色も見れることから打9sとする。

41 9m 流石に純チャン三色を崩してまでは染めない。9mアンカンの可能性よりは一通目を残す

42 2sリーチ 実践編a12と同じ

43 4sダマ 打9pとしても問題27ほど変化が多くなく、ドラ6mなので

44 3p ソーズのペンカンチャンは残す 愚形リーのみより3m引きが嬉しいので@に受ける

45 2m 単純なターツ選択 チャンタは9m引いたときだけでいい

46 5p ピンズを伸ばしても殆ど良形にならないのでAに受ける

47 6mリーチ ドラ2mなら流石に打点差がかなり違う 和了率はダマでもあまり変わらないとみるのでリーチ

48 8sリーチ 手変わりがそこまで多くなく、良形になっても打点が下がるのであれば手変わりとして微妙

49 3m ドラ切りでも打点十分なので手広く

50 3m 搭子オーバーは嫌って456,567三色をみる。タンヤオにウェートを置く打9mとの比較は微妙。打6mは最もロスが少ないが2シャンテンで4枚受けを増やす為だけに打点を落とすのはなし

51 8p Aに受ける

52 共に4m 筋被りの孤立牌47mを両方残してまで2シャンテンに戻さない。7mとの差は25m待ちより69m待ちの方がアガリ易いという点

53 1p 明らかに不要

54 8s 愚形聴牌の4枚受けよりは4連形を残して@に受ける

55 8m 良形確定なら七対より面子手の1シャン優先 7m受けがあることに注意

56 7pリーチ 問題48と同じ

57 3p 愚形でも確定一通ならBに受ける

58 9m 8mにフォローがあるので2シャンテンに戻す

59 8p 良形2600よりは愚形5200〜8000。しかもピンズは両面になりやすい。

60 スルー スルーしても聴牌に取れる牌を鳴く権利は残り、現時点で両面+両面カンチャンのシャンテンで十分広いので大して早くならない。跳満〜倍満の可能性を消してまで鳴かない。

61 発か中 メンタンピンや345三色もあるので一色手に決め打たない。一色手はチンイツだけで十分

62 7p 手広いAに受ける 7pアンカンの可能性よりはマンズ変化をみる

63 5s 縦引きでも234三色が残るのでAに受ける

64 7sダマ 直接の手変わりは14p14sのみだが、現状役無しドラ無しなので打点上昇のメリットが大きく、2s3sツモからの四暗変化も面白いので聴牌取りダマとする。

65 3p 搭子オーバーで三元役の可能性があるので発は残す、ドラ6sで、ホンイツ、トイトイがあるので打2mよりはっきり打点面で有利で、和了率は大差ないのでここを払う

66 3m 2m受けの為だけに2シャンからドラは切らない、他に手をかけるのはピンズ引きで1シャンにとれないので受け入れで大きく劣る

67 4m 678三色と南ポンテンを両方残す

68 8m 中膨れ×2で、平和や三色絡みで大物手が見込めるのでシャンテン戻し。ポンテンが取れるので中盤は打4mとしてシャンテンにとるのが良いとみる。8pとの差は47p待ちを読まれにくくする為・・・ではなく6m7m引きのときに受け入れで差がつくから。

69 3pリーチ

70 5m 打9mとの比較は微妙。単騎の仮テンよりは筋引っ掛けのカン8mの3900リーチが打てる方が良いとみる

71 6p ほぼチャンタで食い仕掛けていくのでドラが5pでもこれ

72 8s Bに受けた方が打点面でも有利なら迷わない

73 6sリーチ 手変わりが少ないのでやむなし

74 7p 1シャンには取る。頭候補があるので暗刻ソバの7pの価値が低い

75 2m Bに受ける

76 8m 実践編a41と同じ

77 6p Cに受ける 36m引きで両面に取れるように

78 6s ドラ3mでなくてもダブル両面は他の対子より優先して残す。6mでないのは5s7s引きで打4mとして二度受けを解消する為

79 2m 1シャンには取る

 

下の実践編も合わせて繰り返し解いていけば、聴牌に近い段階における、打牌選択の優劣を比較する際の判断基準を、頭の中で知識として覚えているだけでなく、実戦で瞬時に正着を選べる、”体で覚えた”状態にまで雀力を向上させることができるでしょう。

 

次回以降は牌効率関連以外の麻雀における技術において押さえておきたい事項を書いていく予定です。

 

何切る問題 7巡目南家

455567m6p2334557s ドラ6p

 

出題元は今号の近代麻雀

 

 

 

 

 

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