花鳥風月

思いついたことを書きます

自作小説/ポエムの記事

羽衣伝説と七夕 しょの2

 天女は夫と子供の前で
「私は一度天に戻って父に私達の事を話し、結婚を許してもらおうと思います。ただお許しが出るまで私はすぐには戻れないと思います。もし会いたくなったら千の草鞋を肥やしにして瓜を植えてください。そうすれば天まで瓜のつるが伸びて天まで届くようになります。」
そう言って天に飛び立ってしまいました。

 

 男と子供はそれから毎日せっせと草鞋作りを頑張りました。
九百九十九の草鞋を作った時に数をかぞえ間違えて千の草鞋を作ったと思いこみ、畑に草鞋を埋めて耕し瓜の種を撒きました。
瓜はあっと言う間に芽を出し、ツルがどんどんと天に向かって伸びていきました。

 

 二人はそのツルを伝って懸命に登っていきましたが、あと少しというところで天に届きません。
その時天女がやってきて、手を差し伸べ二人を天に引き上げました。

 

 親子3人は天女の父親である神様に結婚を許してもらおうと話しをしに行きましたが、神様は下界の人間を嫌ってなかなか許してはもらえません。
それでも天女があまりに熱心に言うので仕方なく男を呼んで課題を出しました。
「そこに大きな山がある。そこの木を一晩で全部切り倒して来い。そうしたら娘を嫁にやる」

 

その山を見て男は途方にくれてしまいました。
天女は男から話を聞いて言いました。
「だったら私が全部木を切ってきます。あなたはお家でゆっくりと休んでいてください」
天女は本当に一晩で大きな山の木を全部切り倒してしまいました。

 

 男は神様に約束通り大きな山の木を全部切り倒したことを言いました。
神様はびっくりして、それでも娘を下界の人間に嫁にやりたくないので次の課題を与えました。
「それでは、その山の切り株を一晩で全部掘り出して来い」

 

さすがに切り株までは無理だろうと男がしょげていると天女は笑って言いました。
「大丈夫です。私がなんとかしますから」
そう言って本当に一晩であの大きな山の切り株を全部掘り出してしまいました。

 

 男は神様に約束通り大きな山の木の切り株を全部掘り起こしたことを言いました。
神様はびっくりして、それでも娘を下界の人間に嫁にやりたくないのでまた課題を与えました。
「うーん。それではその山を全部畑にするから一晩で耕してこい。これが最後の課題だ」

 

男はがっかりしてしまいました。今までは天女がなんとかしてくれましたが、畑を耕すとなると手間がかかりすぎて大変です。
 それでも天女は
「私達のためなんですから、頑張りましょう」
そう言ってやっぱり一晩で大きな山を全部畑にしてしまいました。

 

 男は神様に約束通り大きな山を全て耕したことを言いました。
神様はびっくりして言いました。
「それでは仕方がない。結婚のお祝いにこの瓜の種をやるからその畑に植えなさい。瓜の実がなったら2人でその実を食べると幸せになれる。ただし、瓜は縦に切るのだ。横に切ると大変なことになるから注意するのだぞ」

 

 男は喜んで天女に神様の話をしました。すると天女は悲しそうな顔で言いました。
「父はまだあなたを嫌って騙そうとしています。瓜は縦に切らずに横に切らないといけないのです」

 親子3人はこの畑に神様からもらった瓜の種を撒きました。
すると一晩で芽が出、大きな実をつけました。
男は大きな包丁を持って瓜を切ろうとした時に考えました。


『神様は縦に切れと、妻は横に切れと。一体どっちが正しいのだろう。
3つの課題を全部やりおえたんだからきっと神様も祝福してくれるに違いない。妻のほうは私が何も出来ず代わりに一人で課題をやったので、私をダメな人間だと思ってるのかもしれない』


 男は意を決して包丁で瓜を縦に真っ二つに切りました。
天女があっと言う間もなく瓜から水がどんどんとあふれ出し川のようになって男と天女の間を流れていきました。
 二人の間の川は水がどんどんとあふれお互いの姿がやっと見えるくらいの所まで広がってしまいました。


 とうとう男と子供が流されそうになった時に子供を抱えて天女に叫びました。
「これからは7日7日で会おう、それまでは辛抱しよう」
天女は
「7月7日に会うのですね。はい辛抱します」
なんと一週間に一度という意味で7日7日と言ったのに毎年7月7日の一度きりと聞きちがえてしまったのです。

 

 その後、神様もさすがに反省したのか男を牽牛星に天女を織女星とし、瓜からあふれ出た川は天の川になりました。そして天女の思い違いの約束により毎年七夕の日には二人が出あえることとなったのです。

 

おしまい

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羽衣伝説と七夕 しょの1

 全国的に梅雨の季節で毎日うっとおしいですね(゚Д゚;)

例年通り毎日大雨続き(ノω・、) 降ってないときは蒸し風呂状態イジイジ( ´・_・`)σ|

この前なんか、じゃがりこ買って置いてたら 湿気でふにゃって(‘3´)

今度から食べたい時に買うことにしますε=(`・ω・´)プンスカプン!!

 こういう時期だから体調には十分気をつけてください(。´・ω-)bネッ

そういえばさっき台所に行って誰もいないところでカサコソ ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

ゴキちゃんをキャーキャー言いながら退治してきましたぉ( ・∀・)アヒャ

 

 もう7月。早いもので七夕の季節になりました。(∩_∩)

七夕というといろいろな話がありますが、今年も新しい話を仕入れてきましたぉ。

羽衣伝説と七夕の話って実はつながっているのれす。

どっちも中国から来た話ですもの(*´・д・)(・д・`*)ネー

 そして羽衣伝説の話は西洋にもあって白鳥伝説になっております。チャイコフスキーの白鳥の湖ってのは元々その話から出来あがったものなんだそうなw

 

 というわけで、σ(´・д・`)が少し脚色も入れて下手な文章ですが何回かにわけてご紹介していきまーす

 

-------------------------(ノ▽〃)ペチ--------------------------

 むかし昔のこと。
7人の天女たちが、とある山の中の湖に舞い降りました
天女たちは羽衣を近くの枝にかけて、水遊びに夢中になっていました。
ちょうどそこへ近くに住んでいた男が通りかかったのです。
男はきれいな天女たちを見、ぜひにも嫁にしたいと思って
「よーし、このきれいな羽衣を持って帰ってやろう」
とつぶやいて7つあった羽衣のうちの一つを家に持って帰ってしまいました。

 

 天女たちは十分に遊びつかれたので、それぞれ自分の羽衣をまとって天に戻っていきました。
でも一人だけいくら探しても自分の羽衣が見つかりません。
探しているうちに夕闇が迫り、残された天女が途方にくれてしまった時ある一軒の小さな家にたどり着き
ました。

 

「もうし、すみません」
天女が言うと先ほどの男が顔を出しました。
「何かね?」
「私は天女です。実は今日のお昼に向こうの湖で水浴びをしていた時に羽衣を無くしてしまったのです。

羽衣を見かけなかったでしょうか?」
天女は必死になって聞いてみました。実はこの男が羽衣を隠したなどとは夢にも思ってもみませんでした


「さぁ、知らんよ。そんなものなんて見たことがねぇ」
「そうですか...あの羽衣がないと私は天に戻れないのです。どうしたらいいでしょう...」
天女はがっかりとして言いました。
「まぁ夜も更けたことだし、今日のところは家にでも泊まりなさい。よかったらずっといてもらってもい

いんだよ。」
そう言われて天女はこの男の家に泊まることになりました。

 

 それから何日も天女はこの男の家に泊まることになり、炊事、洗濯などもするようになっていつしか二人は仲良くなって結婚してしまいました。
すぐに男の子も生まれ仲むつまじく暮らしていました。

 

 男の子が7歳になった時、天女は近くの村の子が子守のときにあやしてる歌を聞いてはっとしました。

 

  父は山にキコリに 母は川へ水くみに
  泣くなよ坊や   六つ柱の高倉の
  母が飛衣舞衣   取ってくれるよ
  泣くなよ坊や   泣くなよ坊や

 

 天女は急いで高倉に行き探してみると羽衣が見つかりました。
袖を通してみると空を飛ぶことが出来ます。
天女は嬉しくなって、この羽衣を着てどうしても天に戻りたくなりました。

 

つづく

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かごめかごめ

 かごめかごめ ってもちろん知ってますよね♪

日本の古くからの童謡(*゚∀゚)ゞデシが、曲調がさびしい感じなのと歌詞がちょっと変わってていろんな人からいろいろな解釈が出ているようです。

この「かごめかごめ」は「通りゃんせ」と並んで、川越市が発祥だと言われているようですが、どちらも歌詞がかわってますよ(*_Д_)(_Д_*)ネー

 

 かごめ遊びって言うんでしたっけ、子供たちが10人ぐらいで手をつないで輪になって「かごめかごめ」を歌いながら回ります。その輪の中心には鬼になった子がしゃがんで手で顔を覆います。

「後ろの正面だ〜れ」というところで、鬼の子が真後ろの子の名前を当てます。

当たらなければずっと鬼w。まず当たんないですよぉw

 小さい頃にそういう遊びってほとんどしなかったですけどねぇ。みんな知ってるっておもいますが。

 

 ここからはどこかで聞いた話です。

 

 私がまだ小さい頃の事。

「かごめかごめ」をやろうってことになって、じゃんけんで負けた私が鬼になってしまいました。

 しゃがんで顔を手で覆うと、友達が周りに輪になって回り始めます。

 

 かごめかごめ 

 かごの中の鳥は

 いついつ出会う

 夜明けの晩に

 鶴と亀がすべった

 後ろの正面だあれ

 

 そのとき私には、真後ろの子が頭の中に浮かんだのです。

それは私と一番仲の良かった さきちゃんで、それもニコニコと笑ってる表情までくっきりとわかったのです。

私は自身を持って答えました。

「さきちゃん」

 

「ええっ、さきちゃんここにいるわけないじゃん」

「えっ」

「さきちゃん、今日塾だって言ってたじゃん」

「あ、そうだった。あれ?」

 

 何か不思議な感じでしたが、そうこうするうちに夕方になったので家に帰ることにしました。

帰宅して玄関を開けると母が慌てて私に告げたのです。

「落ち着いて聞きなさい。

 さっき、さきちゃんのお母さんから連絡があったの!

 さきちゃんね、塾の帰りに交通事故にあってさっき亡くなったんだって。

 お通夜の連絡があるだろうから、心の準備だけはしておきなさい」

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天の川伝説☆ミ

 私の住んでいるところの北側は玄界灘と言って、とても波が荒くて有名なところです。
沖合には大島があり、さらにずっと北には沖ノ島という無人島があります。
この沖ノ島はずいぶん昔から中国への往き帰りには海上交通の祈願のために必ず船が立ち寄ったんだそうで、いろんな歴史的な資料がたくさんあって「海の正倉院」という呼び方がされています。


 沖ノ島は世界遺産の候補地としても登録されてるんだそうです。
この沖ノ島と大島、内陸の宗像とは宗像三女神といって三人の姉妹が祭られていて交通安全の神様として信仰されています。

 

 前置きが長くなりましたが、今回は大島の七夕伝説をご紹介。


ここにある宗像大社の中津宮は三女神の真ん中の神様で、裏手から清水が湧き出していてそこから境内に「天の川」という小さな川が流れています。
この天ノ川を挟んで、中津宮に向かって左の丘の上に織姫神社そして右の丘の上には牽牛神社があります。

 

 遠い昔、ある貴族の若者が朝廷の命で海を渡り、数人の織工女を連れて帰国する途中、織工女のひとりと深い恋仲になってしまいます。
やがて役目を果たした若者は都に帰り、彼女たちは宗像神社の辺津宮にあずけられました。辺津宮っていうのが内陸にある宗像大社でして、三女神の末っ子です。

 

  若者は織工女のことが忘れられずわびしい日々を送っていましたが、ある夜枕元に宗像の神という天女が現れ「宗像の中津宮に行きなさい」と告げます。
若者はお告げに従い、中央の役目を捨て中津宮で神に仕える道を選びました。

 

  ある星のきれいな夜のことでした。いつものように天の川でみそぎをしていたときです。
身にかける何杯目かの手桶の中をのぞいてみると、片時も忘れたことのないあの彼女が、今にも語りかけんばかりに水に映っているではありませんか。
それから七夕のころになると手桶のなかに彼女の姿が映り、二人は時のたつのも忘れ無言で見つめあい、幸せなひとときを過ごしました

 

  そしていつしか二人の姿は辺津宮と、中津宮から見えなくなったそうです。めでたく結ばれ宗像の地のどこかに住んだとも、逆に結ばれぬままにそれぞれ遠いところに移り住んだともいわれました。また勝浦の奴山に住んで、織殿(ぬいどの)神社にまつられたという言い伝えもあります。

 

 このお話は古今和歌集にも詠われており、全国的に伝わっていることから七夕伝説の発祥の地ではないかとも言われているんだそうですよ。

 

今回はかなり真面目に書いちゃいました。

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手紙

 優奈は大学生。

 今日は講義が終わったらひさびさに合コンがあるということで、友達の沙耶と一緒に出席してきた。

12時頃までうだうだと話をしていると沙耶が気分が悪くなったので帰るってことになり、じゃあ私が帰り道なんで送っていくよと言って二人で会場を離れた。

 

 貧乏学生で一人暮らしをしている彼女のアパートまで送って、そのまま家に帰りついた優奈はしばらくして沙耶にノートを貸していたことを思い出した。

「明後日から試験だし、あれ今日どうしてもいるなぁ。どうしよう、もう寝てるかな」

そう思って電話してみたが、応答なし。

いろいろと迷ったあげくに

「そうだ、取りに行こう」

と決心して彼女のアパートへ向かった。

 

 沙耶の部屋はもう灯りが消えていて、部屋をノックしても当然応答がない。

ノブをくるっとまわすと、ドアがするっと開いた。

「あれっ、不用心じゃん」

 そう思いながらも、部屋をのぞくと彼女のベッドのほうは静かだった。

せっかく寝てるのだし、電気つけて起こしちゃ悪いだろうって思って暗い部屋を手探りでごそごそとやっていると あった!貸していたノートが見つかったので、そのままそぉっとドアを閉めて帰宅した。

 

 翌日目が覚めて、学校へ行く途中で沙耶を誘って行こうと決めて、その時に部屋が開いていたことと、ノートを持って帰ったということを言うつもりで彼女のアパートを訪ねた。

 すると、アパートの周りは黒山の人だかり、パトカーも何台も止まっていて何かやっている。

「何かあったのですか?」

と尋ねると

「きのう女子大生がここで殺されたらしいよ」

「えっ」

びっくりして優奈は人ごみをかきわけて行くと、沙耶の部屋で警察官が出たり入ったりしている。

 

 近くの警察官に自分の名前と友達であることを告げると、しばらくして別の警察官が来た。

「中村優奈さんですね」

「はい」

それから昨日の出来事をいろいろと話をしたあと最後に聞かれた。

「あの、ひとついいでしょうか」

「はい」

「ベッドの脇にこういう手紙が置いてあったのですが心当たりありますか?」

それを見た優奈はびっくりした。

大学ノートの切れ端に書かれてあったものとは

 

「電気つけなくてよかったね」

 

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