きれてない?のブログ

あなたを詰将棋の世界にご案内いたします(^0_0^)

市代vsあから2010B

 

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                   今回は完結編です

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

 

       ここは関西将棋会館

 

≪A図≫ 

 

棋士A  ▽5七の角をどないするかの〜

 

棋士B  ▽3九角成はどや?

 

 

・・以下 ▲2四飛 ▽4四角 ▲2一飛成 ▽5六銀 ▲3一飛 と

2枚飛車で攻める。 


 

 

棋士A   これは先手が勝ちそうやな〜

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

 

棋士B  ≪A図≫から ▽6六角上 ▲同 歩 ▽同角成 はどやろ?

 

 

・・以下 ▲7四桂打 ▽同 歩 ▲同 桂 ▽7三玉 ▲8二角 ▽7四玉 ▲2九飛 ▽7九金 ▲同 飛で↓ 


 

棋士A   後手は「詰めろ」を防がんといかん。

 

棋士B   ・・以下 ▽7六馬 ▲6七金 ▽8七馬 ▲同 玉 ▽7五桂 ▲7八玉 ▽6七桂成 ▲同 玉で↓ 

 

 

 

棋士A   これはどっちが勝っとるんか 分からんでヾ(◔o◔๑)ノ゙

 

棋士B   難解や・・ わしも読み切れん。(・▽・;)

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

棋士A   ≪A図≫から ▽6六角上 ▲同 歩 ▽4六角成 はどや? 

 

 

棋士B   次に▲6八飛とすりゃ、「角」か「銀」が必ず手に入る。

         これは先手イケそうやな

 

 

棋士A  ・・以下 ▽5六馬 ▲4五飛 ▽7九金 ▲同 金 ▽6七銀に

 

         ▲6五銀! 

 

棋士B   「詰めろ&馬取り」 で先手勝ちや

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

棋士B   ≪A図≫から ▽6六角上 ▲同歩 ▽同角成はどうやろ? 

 

 

棋士A   以下▲2九飛 ▽7九金 ▲同 飛 ▽7六馬 ▲6七金打 

▽7五馬で↓

 

 

棋士B   こりゃ まだひと山もふた山もありそうやな・・

棋士A   わしは 先手ペース やと思うけどな〜  (^_^;)

 

 

 

 

 

 

棋士A  結論!先手67手目 ▲7七桂なら、先手が有望だったというこっちゃ。

 

 

棋士B   ・・ちぅこたぁ 「あから2010」の ↑66手目 「▽5七角」は 疑問手だっちゅうことになるわけやな。

 

 

 

 ・・とそこに≪光速の寄せ≫で有名な T川九段登場!

 

 

 

棋士A   おっ!これはええとこに・・

 

棋士B   T川先生 まいど! 元気でっか?

 

T川九段   こんにちは。 ほほぅ これは 先日の「清水女流vsコンピューター」              の棋譜ですね?

 

棋士B   T川先生なら、後手番で66手目はどない指しますやろか?

 

T川九段   そうですね・・66手目に「▽5七角」は私には一生指せません。(笑)

ここは ▽8四歩 と突きたいですね。

 

≪B図≫

 

T川九段   これは ▽玉の退路を広げつつ、「8六」の桂にプレッシャーをかける 一石二鳥の一手

  人間の高段者ならこう指すでしょうね。

 

こうしておけば、安心して攻めることが出来ます。

 

棋士A   へぇ〜 さすがは T川九段! ( `^ω^)=3

 

棋士B   以下の手順はどうなるでっしゃろか?

 

T川九段   ▲2四飛なら ▽6六角 ▲同 歩 ▽5七角と打ちます。

          

          そこで ▲2一飛成なら ▽6七銀! 

 

 

T川九段   これは後手が勝ちます

 

棋士A   ふむふむ・・

 

T川九段   ≪B図≫以下 ▲2四飛 ▽6六角 ▲同 歩 ▽5七角に 

▲2九飛なら ▽7九金 ▲同 金 ▽5六銀と出て ▲7八金打と守れば 

▽6七銀打! 

 

 

T川九段   これで攻めは切れません

           後手は遊び駒が全くありませんから。

 

棋士B   ほほ〜

 

T川九段  ≪B図≫は ▲2九飛 が最善かと思いますが・・ 

 

 

T川九段   以下 ▽7九金 ▲同 飛 ▽5七角 ▲4九飛 ▽5六銀 ▲7七金打▽6六角上 ▲同 歩 ▽6八銀で↓

 

 

 

T川九段   俗に「4枚の攻めは切れない」と言います。 

後手は「角と銀3枚」の攻め。 先手は受けきれないでしょう・・

 

棋士A  ようわかりました。_(_^_)_

 

棋士B   えらいおおきに・・ <(_ _)>

 

 

 

皆さんもご存知のように、コンピューターは
@「詰み」があるときは100%必ず詰ましてきます。


A自玉が「王手」や「一手スキ」(詰めろ)が掛かった時は『最善手』で受けてきます。
人間のように、詰めろを見落として「トン死」することは絶対にないのです!

 

しかし・・ ここからが重要です

Bコンピューターは次に「王手」や「一手スキ」になる手を「高点数」で

「評価」する傾向があります。

 
昔の将棋ソフトが「敗勢」になると、無駄な「駒捨て王手」連発するのを、皆さんも見たことあるでしょう?

 

Cコンピューターは自玉が「二手スキ」詰めろの一手前)の時は、

大体スルーして攻めてきます

 

D特に、次に王手にならない「二手スキ」が掛けられた時は《完全無視》してしまうのです!!

 

※将棋ソフトに勝つ一番のコツは、出来るだけ「王手」や「詰めろ」(一手スキ)を掛けないこと。
冴えないようですが、次に王手にならない『二手スキ』ジワジワと攻める。

 

これに限りますね!(^_-)-☆    ≪おしまい≫

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