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infinitynonoのブログ

ハンゲームでの出来事など、気ままに書き綴ります。

本/雑誌の記事

中国経済・隠された危機

三橋先生の本。
秋頃に本屋で見かけて購入。

 

 

 PHP文庫でコンパクトにまとまっているが、今回も数字に基づいた明快なお話。
中国経済楽観論への警鐘を鳴らす。


まずは中国共産党の発表する経済指標の歪みにだまされないことが重要。
例えば、登録失業率や前年比ではなく前年同期比での GDP成長率。
突然GDPを情報修正した発表を行ったりもしており、安易に信じるのは危険である。


中国の株価が下がった時にも、欧米金融機関(マネーの運用先に困り、これからは中国が伸びると扇動しバブルを創世したが、その後は売り抜けてしまう)や中国政府二夜金利調整(個人投資家の保護よりも、不動産バブルの鎮圧を優先した)による影響を受けていたことを理解しておくことは大事である。


中国が資本主義の皮をかぶった共産主義国家であることは忘れてはならない。
アメリカの保護主義(バイ・アメリカン)を批判しつつも、中国ではバイ・アメリカンを推進するような通達が出されているらしい。
関税を不当にかけて、原材料の輸出を制限したりもして、WTOの規約に違反している。
中国13億の市場というような言葉をよく耳にするが、外国企業の入り込む余地は制限されていると考えた方が良いと思われる。

 

 

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経済ニュースの裏を読め!

 

三橋先生の新刊(12月発売)。
もはや問答無用で購入。
アマゾンで買って、届くなり読み始めました。


ところが、最初の印象はイマイチ。
第1章・第2章あたりを読んでいる時はイマイチ感を覚えました。
これまでの多くの書籍で書かれてきた経済指標の読み方や日本の財務状態に関する内容は、先の書籍を読んだ方が良いかも。
でも3章あたりからじわじわと面白くなってきました。
この本は広く浅くのような形で書かれていて、三橋先生の書籍の入門書またはガイドブックのようなものと見てもいいような気がします。
とはいえ新しい内容も随所に織り込まれているので、既刊をいくつか読んできても、マンネリ化は感じません。
これまで通り、他の書籍と相互に補いあっている感じです。


個人的にしっかり理解しておきたいと感じた内容。
・小泉政権の経済政策が失敗した理由(p80)
 クラウディングアウトとは?
・キャリー取引による為替レートの動きとバブルの輸出(p100)
・年金未納率60%とかいう数字の謎(p190)
 ホントはせいぜい5%
・食料問題と水問題(p212)

国債を刷れ!

 

崇拝する三橋氏が参考文献に掲げていたので読んでみることに。
著者は工学系の大学を出た後にファイナンスについて勉強して、三橋氏の主張しているような積極財政政策を評価するよう論調を披露している。
理系出で経済に詳しくなっていくというスタンスは、まさに自分が今歩んでいこうとしているところなので、筆者に敬愛の念が生まれた。


内容も明快、かつ広域、かつ詳細。
三橋氏が数々の書籍で述べてきたような話(積極財政政策推進)が集約されつつ、補足もされている。
日銀の存在意義や政府との関係も詳しく理解できる。
個人的に面白かった内容についてメモしておく。


第1章
インフレ率の指標として、消費者物価指数とGDPデフレータのそれぞれの特徴が説明されていて勉強になった。


第2章
過去の政治と経済の関係について、三橋氏の書籍でも太平洋戦争後の日本などは何回か引き合いに出されてきたが、この本では更に明治維新・江戸時代・古代ローマなども引き合いに出されていて面白い。
本来、経済と政治は密接に絡んでいるものであるのに、学校の授業ではそれぞれがバラバラに教えられてしまっている。
だからなかなか興味が持てないし、理解も深まらない。
こういうところのつながりをしっかり書いてある本なので、中高生にも読ませてあげたいと思った。
不景気を苦にスーサイドした人の数が、9・11テロやイラク-アフガン戦争での死者と比べて大差なく、経済問題と生命の関わりも軽視できないという説明も心に残った。

 

第3章
「経済を勉強するのは経済学者に騙されないため」という言葉は心に深く残った。
銀行救済の公的資金注入に対して、国債を支給する策について具体的な数字を用いて提案している。
非常に説得力を感じた。


第4章
積極財政派(フランクリン・ルーズベルトや高橋是清)、構造改革派(サッチャーやレーガン)、増税派についての説明は参考になる。
ここでも政治と経済の絡みが見えやすい形になっているのが良い。
ゼロ金利・量的緩和政策について、そのメリットとデメリットが解説されていたが、自分のノーミソではよく理解できなかったのが残念。


第5章
2003年にもブッシュ政権でバラ撒き政策を行っており、子育て世代にバラ撒かれたマネーの消費性向は9割だったそうだ。
このことから、民主党による「子供手当て」も効果が期待できるという説明があったがどうなのだろう?
日本とアメリカ、時代も違う。
将来への不安から「子供手当て」が貯蓄に向かう可能性も否定できない。
そうなれば経済効果は上がらず、国の金を無駄に使ってしまうことになる危険性がある。
「子供手当て」が正解か不正解かはまだよく分からない。


一連の本を読んで勉強してくるうちに、民主党政権の政策に不安を覚える。
そして麻生政権の経済政策が素晴らしいものだったことが分かってきた。
民主は「ムダを省いて財源を捻出する」という。
節約が好きな日本人からすると、つい納得してしまう理論だが、この景気の悪い時代に政府が金を使わないで誰が金を使うのか?
企業か? 国民か? 無理だろう。
景気対策が失敗してしまっては「国民の生活が第一」などと言ってられないだろう。
アンチ民主党というわけではないが、もっと効果が期待できる経済政策を打ち出してもらわないと信用できない。
そして民主党を支持している多くの国民が、経済のことをよく理解したうえで支持しているとは思えないので心配だ。
何年後かに蓋を開けてみたら、国民生活はさらに悪化していましたなんてことになりかねないし、その時に民主党に失望して路頭に迷う世論が心配だ。
ちなみに三橋氏の本(民主党政権で日本が危ない! 本当の理由)で解説されているように、過去、緊縮財政(節約志向の経済政策)で景気が向上したためしはない。
ちょっと前の小泉内閣の時に「実感なき経済成長」という言葉があったが、それこそまさに緊縮財政の賜物。
民主大勝の先の選挙では投票に行かなかったが、当時、これだけ本を読んでいたら麻生を支持しに投票所に足を運んでいたと思う。
麻生カムバック!(ローゼン的な意味でもw

民主党政権で日本経済が危ない! 本当の理由

 

ネ申・三橋貴明氏の新刊。11月発売。
今回の本も明快な解説。
日本の潤沢な金融資産に自信を持ち、景気回復に向かって支出を拡大していこうという論調はこれまでの書籍で紹介されているとおり。


バランスシートについては特に今回詳しく解説されていたような印象。
証券化商品のような金融資産と、不動産や株式のような非金融資産の暴落は全く違うという点。
つまり前者は資産を食い潰すが、後者は資産の範囲内でしか目減りしない。
勉強になった。


90年台からの歴代内閣の政策が日本経済に与えてきた影響についても理解が深まった。
そして、民主党政権の打ち出す政策が今のままでは危険であることがよく分かった。
イメージだけで民主党を支持する人、政治家にも是非読んでもらいたい。

ワケありな国境

 

最近は経済とか世界情勢に興味があって、次第に歴史や地理の基礎知識も重要だなーと感じる日々です。
この本はコンビニで見つけて面白そうだったので買ってみました。
なかなか良い本。
世界史や地理の副教材で使えるレベル。
ぜひ中高生や学校の先生にも読んでほしいです。

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