タルティーン司令部戦略課室長日誌

ここだけで読める、戦略課の秘話その他。

自作小説/ポエムの記事

『吟遊詩人ルウ』

実はこんなものを書いていたりします。

 

吟遊詩人ルウ
http://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5015by/

 

ファンタジー系の小説は無数にありますが、大抵は騎士戦士魔法使い、あるいは異世界に迷い込んだ“勇者”とか、そういったキャラクターが主人公であることが多いと思います。意表をついて農夫商人が主人公という物語もありますが、それらは奇をてらったものが殆どでしょう。
吟遊詩人が主人公という物語もあるにはありますが、魔法的な力をもつ曲や演奏を用いるものだったり、逆に本当に叙事詩的なものであったりと、冒険譚としての吟遊詩人の位置付けに、私はいまひとつ納得していないところがありました。

 

そこで、魔法的な演奏といった概念を排した、吟遊詩人が主人公の冒険譚を書いてみたいと思ったのです。
主人公は吟遊詩人の少年、ルウ。戦士のような戦闘能力も無ければ、魔法使いのような力も持たない反面、音楽的な能力には秀でているという設定です。
現時点では世界観についてあまり細かくは描いていませんが、一応、魔法などは存在することになっていますし、いわゆる精霊や魔族と呼ばれる類のものも跋扈する世界です。世界征服を企む魔王的なものは、少なくとも現時点では現れていません。

 

まだ執筆中ですので未登場ではありますが、後のエピソードでは、そうした魔族との戦いや魔法等も出てくる予定ではあります。そして、ルウがそうした冒険に参戦することもあるでしょうが、しかし飽く迄も彼は楽師としての位置付けになります。魔法音楽を持たない楽師が、いかにしてクエスト(依頼)を解決していくのか。そうした辺りを楽しんでもらえたらと考えています。

 

 

ちなみに、音楽が物語の中心になる事情から、ファンタジー世界ではありますが音楽家に関しては実在のそれらがいる世界観になっています。この辺りはマンガ『ハーメルンのバイオリン弾き』に通ずるところがあるかもしれません。

 

ハーメルンのバイオリン弾き

 

実際、私自身もくだんの作品から影響を受けているところはあると思っています。しかし『ハーメルン』は「魔曲」と呼ばれる、魔法的な力を持つ演奏によって成り立っています。
前述の通り『吟遊詩人ルウ』ではこのような要素を出来る限り排除するコンセプトにあるのですが、それはある意味で『ハーメルン』をはじめとした魔曲概念を持つファンタジー作品への疑問を込めているつもりです。

 

内容がら、ほかの同種作品と比較して音楽用語や音響分野の用語がかなり目立つ傾向になると思います。
飽く迄もファンタジー世界ですので、現実の世界に於ける歴史と比較することはナンセンスかもしれませんが、世界観的には中世から近代に掛けての文化水準を想定しています。一方で音楽音響面に関しては、電気的なものこそほぼ皆無ではあるものの、近現代の楽曲も存在しうる世界です。特に予定を組んでいるわけではありませんが、概念的には存命中の音楽家による作品も登場しうるものとなっています。

 

ちなみに「電気的なものはほぼ皆無」と、やや曖昧な表現をしましたが、錬金術師発明家といった肩書を持つ者の間ではエレキテル的なものライデン瓶的なものがある設定ですので、技術的には電動式のオルガン程度であれば可能であろうと思われます。
あまり知られていませんが、もともとオルガン自体、水力ないし風力による自動演奏装置でしたし、その機構は紀元前に遡るとも言われています。簡単な蒸気機関のモデルも古代ローマ時代には既に見出すことができることから、じつは決して「ありえない話」とは言えないんですね。テルミンが現れるまで、楽器的な要素と結び付けようと考える技術者が現実世界にはいなかったというのが本当のところなのかもしれません。

 

 

構成的に、連載物であることを意識しているつもりで、一話ごとに「ルウの音楽用語事典」と称したミニコラムを添えています。
主人公ルウの言葉を借りたかたちにはなっていますが、このコラムでは物語中の世界観を離れて現実世界に於ける実際の話について触れるため、コラム中に限っては彼は現実世界の音楽史を知っているということになっています。ゆえに、このコラムに限っては電子音楽等にも触れることもあると思います。

 

 

「ところで、
 これって物語の結末ってもう考えてあるの?

 

現在執筆中のに関して言えば、だいたいの物語のすじは出来上がっています。
読んで頂けるとお判りになりますが、は物語の序盤でほとんどネタバレしているのですが、その一方で伏せたままにしてある謎もあったりしまして、それなりに伏線を考えているつもりです。

 

なお、冒険譚とは書いていますが、はいわゆるシティクエストものになるかと思います。
また、書くかどうかはまだ未定ではありますが、戦記ものの類にも展開していく可能性もあります。

 

「戦記ものって、
 この主人公が少年兵になるとか…?

 

いえ、まさか。
基本的に彼自身の戦闘能力はほぼ無いという設定は全編を貫き通します。戦乱の中、彼がどのような立ち回りになるかについてはまだ何とも言えませんが、漠然と考えているプロットでは、その話の中でルウの生い立ちについて触れようかとも考えています。
少しだけ書いておきましょう。ルウの両親はすでにいません。ただし、その死因はその戦記で扱われる戦争とはまったく無関係です。そんな親無しの彼が、どうして高い音楽知識を身に付けているのかとか、そうした背景を絡めたドラマが描ければ良いなぁと思っています。

 

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正しさよりも美しく

 

先日、BLネタにちなんで、あるハン友さんのところで紹介した詩。

 

http://www.fpure.com/jiyi/pic_1204.html

http://www.fpure.com/uploads/allimg/130602/1-130602005533.jpg

 

   正しさよりも美しく
   だけど時は戻せない
   小さい頃には戻れない
   だけど僕らはドキドキしてる
   行き先うらなう その先に
   月と太陽 北極星

 

   朝日昇る丘のように
   知識を響かせ生きてゆく
   まぶしいかがり火のように
   心に響く キミの声
   キミがそうであるように
   世界のすべてが友達さ

 

 

かなりいい加減な和訳ですので、ほとんど自作といっていいかもしれません…。

 

ちなみにこの詩をネットで検索してみましたが、似たような文章はヒットするものの、同一のものは出てきませんでした。
どうも、なにかのパロディのようですが、そのあたりもよくわかりません…。

 

 

http://www.fpure.com/uploads/allimg/130602/1-130602005529.jpg

 

http://www.fpure.com/uploads/allimg/130602/1-130602005523.jpg

 

 

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案山子の村

お題ブログ:3日連続お盆企画。こわい話を教えてください。※プレゼント付。詳しくはお知らせを。

 

ブログカテゴリをどうするか悩みましたが「自作小説/ポエム」で投稿することに。

 

 

お題ブログ:3日連続お盆企画。こわい話を教えてください。※プレゼント付。詳しくはお知らせを。

 

以前に某PBWで書いた怪談をひとつご紹介。

 

気分だけでもとりあえず
http://www.wtrpg8.com/guild/replay.cgi?msid=yumura&scid=2&subid=1
※閲覧にはアカウント取得とログオンが必要です。

 

琉宇は私のキャラの名前。ナタリーはNPC。
は同行している仲間のキャラクターです。

 

PBWとは文章形式でプレイヤー(以下PC)の行動を記し、後にその行動結果がやはり文章形式で返ってくるという仕組みのゲームです。
上記シナリオでのクエスト(依頼)の概要は、NPCナタリーが夏を涼しく過ごしたいということで怪談の会を企画。PC達はその依頼に応えるべく、怖い話を持ちあって披露するというものでした。
当然と言えば当然ですが、こういうタイプのシナリオは珍しい部類でして、主なるシナリオはやはり戦闘や冒険の類がほとんどで、これらはテーブルトーク(TRPG)に近い要領で結果判定がなされます。

 

今回紹介したシナリオの場合、どういったかたちで結果判定がなされているのか、ちょっと判りませんが、怪談を話す順番はマスター(TRPGで言うところのゲームマスター)がサイコロを振って判定していますし、恐らくはその上で個々のPCの怪談にもサイコロの判定を加えて、その他に修正値を与えてNPCの反応としているのだろうと推測します。

 

開拓者」とはこのゲームに於ける用語で、要するにPCのこと
チョコランの「冒険者」やコンチェの「開く者」やマビノギの「ミレシアン」といった語に相当すると思って下さい。

 

ただ、そういうゲームの設定や背景を知らなくても、上記のものは怪談としては成立しているつもりなので、初見さんでも楽しめるのではないでしょうか。

 

 

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あの鐘を鳴らすのは

お題ブログ:今年もありがとうございました!ハンゲームやハンゲームスタッフに一言!

 

お題ブログ:今年もありがとうございました!ハンゲームやハンゲームスタッフに一言!

 

スタッフに、というのではなく、すべての人に。

 

去年の12月、「あの鐘を鳴らすのはあなた」をもとに再構成した七五調の四行詩を、今年最後のブログにしようかと思います。
琉宇」とは某PBWでの私の扱うキャラ名で、設定上、彼が作ったことになっているので、この名義としています。
今年の紅白でも歌われた、和田アキ子氏の代表曲。

 

来年は祝福された年でありますように。

 

 

【原詩】

阿久悠「あの鐘を鳴らすのはあなた」より

【作詞(再構成)】

琉宇(シオン=ソルト)

 

 

     独り悩む人々は
     眠る砂漠の街に待つ
     希望を届ける君だもの
     あの鐘の音を響かせて

 

 

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