☆ルモ☆のブログ

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2015年12月04日の記事

七色の大道棋

 

昔大道将棋(大道棋)と呼ばれる露天の詰将棋があったそうです

簡単に見える詰将棋を解けたら景品なんて感じですが

今のお祭りの露天のような明るいイメージとは遠く

解けそうに見えてなかなか解けないものが商売のタネ

ただ問題はとてもよく練られていて面白いものが多いです

 

持ち駒によって分類され 香歩問題・銀問題・金問題

そしてその派生は全部で1000局面以上にも

 

少し感化されたので同じような露天で出せそうな問題を創ってみたい

というのが今回のブログの趣旨です

 

まずは基本形を考えてみます

 

ルモ『簡単に解ける局面を作るのが第一ですね

ただし将棋好きのこころもくすぐらないといけません

うっかり開き王手なんてすると同竜が逆王手』

 

3手詰め 基本図

 


後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v龍 ・ ・v玉 ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 銀 ・vと|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
先手番

▲3二金 △1一玉 ▲2二金
まで3手

ルモ『このままでは金が動くだけの3手詰めなので工夫が欲しいところ』

 

7手詰め

 

 


後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v龍 ・ ・v玉 ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・vと|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 銀 ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

▲1三桂不成△1一玉   ▲2一桂成  △同 龍   ▲同香成   △同 玉
▲3一飛
まで7手

 

 ルモ『両王手から竜を奪って飛車を打って詰み、ですが他の王手もいろいろあって

詰みそうに見えるのが良いですね』

 

テキ屋『両王手でいきなり飛車取られてはいくら景品が有っても足りないよ

両王手だけは消させて欲しい』

 

なんてことをお客さんに言いながら局面を直すテキ屋が目に浮かびます 

 

 7手詰め



 後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v龍 銀 ・v玉vと|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

▲3四桂   △1二玉   ▲2二桂成  △同 と   ▲同香成   △同 玉
▲3二銀成  △1三玉

変化:1手
▲1四桂   △2二歩   ▲3二銀不成△1二玉   ▲4五角   △1三玉
▲2三銀成  △1四玉   ▲2四成銀  △1五玉

変化:1手
▲3二銀不成△2二玉   ▲3四桂   △1三玉

変化:3手
▲1四桂   △1三玉

変化:1手
▲3二金   △1二玉

変化:1手
▲3三玉   △5四龍   ▲3二銀不成△1二玉   ▲2三銀成  △2一玉
▲3二金
まで7手

 

 

少し骨ぼったくなり、桂がどちらかに跳ねるのか

銀不成、金成、開き王手どれも有効に見えます

 

何も考えずに▲3四桂としても足りない

▲1四桂なら角が引いて使えそうと少し捻ってみても今度は歩合い

 

手が違うということは正解の筋?なんて勝手な判断で進めると

やっぱり届かない

 

▲3二銀不成は届きそうに見えるので先にしてみる

△1二玉なら▲4五角で合い利かずで決まり!

と思ったら今度は△2二玉とこちらに逃げる・・・

ん〜・・・

しかたなく桂馬を跳ねてもどちらに飛んでも届かない

 

ヤケになって▲3二金、届く気配は全く見えない

 

残されたのは開き王手くらい、△1二玉なら角引いて詰むけど・・・

当然の△5四竜に▲3二銀不成としてみたらなんて簡単に詰むことか

終わってみれば7手詰め、大して難しくもない手順

 

テキ屋『一手100円で動かしても2600円の収入です』

 

 5手詰め

 

 


後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・v龍 ・v玉 ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 金 ・vと|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

▲3四玉    △3二香   ▲同 金    △同 龍    ▲同角成    △同 玉
▲3三銀成  △4一玉   ▲4二飛    △5一玉   ▲5三香   △6一玉
▲5二香成  △7二玉

変化:3手
▲1四桂   △2三銀   ▲同香不成  △同 と  ▲同 玉

変化:1手
▲2二金   △同 玉   ▲3四桂   △1一玉    ▲2二香成
まで5手

 

ルモ『今度は竜の位置が少し変わり銀が動けない

代りに角の開き王手は簡単に出来そう』

 

まずは▲3四玉と開き王手、反対に動くのもあるけどそっぽに見える

 △3二香 の合い駒ねぇ・・・なるほど金が動けない

精算してしまうか香車使うか、なんて考えるのは既に術中で

そっぽの▲5三玉なら2手長くなるけど同じ詰みが残った

 

▲4四玉なら今度は合い駒に桂、ただし▲34桂が残れば詰むのでこちらは余詰め

▲2二飛と捨て両王手から11手詰めの別解もある

 

テキ屋『作為は▲2二金といきなり捨ててのたった5手詰め

今回は1900円の収入でさぁ』
 

 

 

9手詰め

 

 


後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v龍 ・v歩v玉 ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 銀 ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

▲3一金   △1一玉    ▲1二歩   △同 玉   ▲4五角   △1三玉
▲2二銀不成△2四玉

変化:1手
▲3二金   △1二玉   ▲2二金   △1三玉

変化:1手
▲3二銀不成△同 歩   ▲同 金    △1二玉   ▲4五角   △1三玉


変化:1手
▲2二銀成  △同 玉   ▲3四桂    △1三玉

変化:3手
▲1四桂   △1三玉

変化:1手
▲3四桂   △1二玉   ▲2二桂成  △1三玉   ▲2四銀成  △2二玉
▲2三成銀  △2一玉    ▲2二成銀
まで9手

ルモ『開き王手を防がれ銀成からの両王手も届きそうに見えない

▲3二銀不成が一番届きそうには見えるけど・・・』

 

結局答えは▲3四桂からいきなりの桂捨て▲2四銀成としてみると簡単な9手詰め

 

テキ屋『毎度〜2400円也』

 

 5手詰め

 

後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・v龍 ・ ・v玉vと|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし

▲3五桂   △2二と    ▲3四玉   △1二玉    ▲2二香成  △同 玉
▲2三桂成  △1一玉   ▲2一角成  △同 龍  ▲1二歩   △同 龍
▲同成桂   △同 玉

変化:3手
▲同香成   △同 玉

変化:1手
▲3二金    △1二玉   ▲4五角   △1三玉

変化:1手
▲3三玉    △1二玉   ▲4五角   △2一玉   ▲3二金
まで5手

 

ルモ『ものすごく右辺が広くなってとても詰むような気がしない

試してみるのはまずは▲3五桂

△2三歩の中合いには▲3二金から▲2三桂成で良いです』

 

しかし新しい受け方△2二と、開き王手も少し離れてしまうけど仕方ない

△1一玉と引かれると打ち歩詰めに

 

ルモ『あぁ角が馬なら詰むのに〜』

 

詰まないと分かっていても一応指してみるもののやっぱり届かず

 

最後に試した開き王手で簡単に詰む

 

テキ屋『毎度〜2000円ですー』

 

実際にはどんな雰囲気だったのかも分かりませんが

サクラ(店側が準備したバイト)が簡単な間違いをしたり

3手詰めを頑張って解いたりすることでお客さんを集めていたそうです

 

 

2手目に飛車合いとすると同香不成からでは詰まず

▲3二桂成からしか詰まない図

露天でいきなり解けるような人が来ると店じまいでしょうね

テキ屋『今日はこの辺りでお開きとさせて頂きます』

 

17手詰め 2手目飛車合いが妙手 (同手数の紛れ(余詰め)有り)

 

 
後手の持駒:飛 角 金三 銀三 桂三 香三 歩十七 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・v玉 ・|一
| ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・v金|二
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 銀 ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
先手番

▲1四桂 △2三飛 ▲3四玉 △6五飛 ▲2二桂成 △同 金 ▲同銀成 △同 飛
▲同香成 △同 玉 ▲2三金 △3一玉 ▲3三飛 △2一玉 ▲3二飛成 △1一玉
▲1二龍
まで17手

 

 

2手目に△2四歩▲同香△2三歩と連続中合いで歩詰めのようです

黒さんの指摘を受けたので調整しなおしました

ルモ『連続中合いとか見えるか〜』

 

追記

 

初手

 ▲3四桂は△2三桂▲2二桂成△同金▲3四玉△3二香で不詰め

2手目

 △2四歩中合いからの逃れを無くしました、香車で取って歩が余るため無駄合いです

 △2三歩(桂)合い 11手 歩(桂)余り

 △2三金合い 7手(金)余り

3手目

 ▲同香不成△同金▲3四玉から同手数紛れ(余詰め)

11手目

 ▲2三飛から同手数駒余り(別解、合い駒が余ります)

 

 



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