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王位戦挑戦者決定戦は渡辺―藤井で決まりか

現在紅組一位は渡辺竜王(3-1)で、勝てば挑戦者決定戦進出決定。

渡辺竜王負けなら3-2で広瀬&豊島&船江との4者プレーオフが濃厚です。

白組は3-1で並ぶ藤井九段と牧野四段が本日直接対決のため、勝った方が挑戦者進出決定。

 

 

本日の対戦は

紅組

渡辺(3-1)-船江(2-2)

戸部(2-2)-広瀬(2-2)

 

白組

藤井(3-1)-牧野(3-1)

 

です。

形勢は渡辺やや良し、広瀬勝勢、藤井優勢

ということでこのまま順当にいけば

渡辺―藤井の挑戦者決定戦になりそうです。

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VS激指

90勝0敗、1350点くらいの「激指君」という方と対戦。

 

1局目、後手四間をイビアナで迎え打ち作戦勝ちから大分優勢にした将棋をポカで落とす。

「いやあ、おしかったですねえ。終盤まで負けてましたよ」

知ってる。

2局目、後手番で一手損角代わりを目指すも先手が変則四間に構える。以下相美濃囲いからこちらだけ銀冠穴熊に組み替えてやや作戦勝ち。そこから相手の無理攻めを咎めて入玉目前。必勝を確信した直後、あり得ない大チョンボをして捕まる

投了直後、「まだやりますか?」という相手の完全に見下した態度。内容は全然勝ってたのに―悔しい。

3局目。後手番で一手損角代わりを目指すが序盤でこちらに緩手があり早繰り銀をもろに食らってしまう。敗戦を覚悟しかけるも実際は難解な形勢だったようで、「数値上はわずかに激指有利」という状況で終盤へ。

 

 

 

 

今、先手が手厚く▲77銀と打ったところ。▲77金なら△88飛でいけそう―との読み筋だったがこの銀を打たれて参った。△39飛は▲59桂で先手玉が遠い。▲77銀の見落としは痛くここでは敗勢を覚悟。

しかし、しばらく盤面を眺めているうちに面白い手が浮かんだ。

それが△69角成▲同玉△49飛の特攻。▲59桂なら△48金と無理やり食らいついていく。

このヤケクソ気味の3手ひと組が相手の方いわく「評価値が逆転した」勝着だったらしい。

実戦は△49飛に▲78玉△79金▲87玉△89金と進み、一気に視界が開けた。以下は激しく追い上げられるも選択肢が狭く間違えにくい展開だったことも幸いして逃げ切ることができた。

大差をつけて勝利を確信した2局を負けて、リードを奪われた1局を勝つというのが何とも皮肉なもの。完璧に見えたソフトの中・終盤にも穴があるという事が分かった一局だった。

C級2組順位戦、3人が全勝昇級

昇 阿部健治郎五段 10−0

昇 中村太地五段   10−0

昇 船江恒平四段   10−0

 

次点 菅井竜也五段 9−1(船江四段に破れる)

 

3人が全勝というのは順位戦史上初の事です。

船江四段は初参加で全勝昇級という快挙をやってのけました。船江四段は来年コンピュータソフトと対戦することが決まっています。若手ホープの彼があっさり負けるようだと連盟もトッププロを出さざるを得なくなるでしょう。

阿部五段は新人王戦優勝、中村五段は竜王戦6組トーナメント優勝経験有りと実績十分の若手です。

菅井五段にとっては順位6位で9勝1敗ながら昇級を逃すというアンラッキーな展開になってしまいました。それにしても10勝0敗が上に3人並んだ成績表というのは、美しいですね。

2012年A級順位戦最終結果速報

【第70期A級順位戦】 ※挑戦1名、降級2名
順 棋 士 名  成 績 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 9回戦
01 羽生善治 9−0 ○三浦 ○丸山 ○渡辺 ○高橋 ○佐藤 ○屋敷 ○久保 ○谷川 ◯郷田 ◎挑戦
02 渡辺 明  7−2 ○郷田 ○屋敷 ●羽生 ○久保 ○三浦 ●谷川 ○高橋 ○丸山 ○佐藤
05 三浦弘行 5−4 ●羽生 ○久保 ○丸山 ●谷川 ●渡辺 ○高橋 ●佐藤 ○郷田 ○屋敷
07 谷川浩司 5−4 ○丸山 ○佐藤 ○久保 ○三浦 ●郷田 ○渡辺 ●屋敷 ●羽生 ●高橋
10 屋敷伸之 5−4 ○佐藤 ●渡辺 ●郷田 ○丸山 ○久保 ●羽生 ○谷川 ○高橋 ●三浦
04 郷田真隆 4−5 ●渡辺 ○高橋 ○屋敷 ●佐藤 ○谷川 ●久保 ○丸山 ●三浦 ●羽生
09 佐藤康光 4−5 ●屋敷 ●谷川 ○高橋 ○郷田 ●羽生 ○丸山 ○三浦 ●久保 ●渡辺
03 高橋道雄 2−7 ○久保 ●郷田 ●佐藤 ●羽生 ●丸山 ●三浦 ●渡辺 ●屋敷 ◯谷川
06 丸山忠久 2−7 ●谷川 ●羽生 ●三浦 ●屋敷 ○高橋 ●佐藤 ●郷田 ●渡辺 ◯久保 ▼降級
08 久保利明 2−7 ●高橋 ●三浦 ●谷川 ●渡辺 ●屋敷 ○郷田 ●羽生 ○佐藤 ●丸山 ▼降級

 

羽生二冠が9戦全勝で挑戦者に。

 

降級は丸山九段(次節B級1組1位)、久保二冠(次節B級1組2位)となりました。


 

棋王戦第二局、早くも二転三転か

http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/37/kiou201202250101.html

 

上は棋王戦第二局のリンクです。

 

性能のいいパソコンとソフトで棋譜解析すると、将棋のプロの存在価値って一体何なんだろう・・とかおもってしまいます。思っちゃいけないんでしょうけど。ソフトが考えればほんの数秒〜数十秒で網羅できる変化を何時間も考えて、間違えて、それで大金が動いて、いや、やっぱり考えちゃダメだ―

 

いつものように図と手順付きで記事を書こうと思っていたんですが、書く気が失せてしまいました。

 

ソフトに対する人間のアドバンテージは「駒がぶつかる前の駒組み」と「入玉を視野に入れた戦いにおける形勢判断」です。この将棋のように駒が早々にぶつかる戦いではトッププロも歯が立たないようです。

 

14時現在、41手目を久保二冠が考えています。ソフトの見解は「77馬で先手優勢」ですが久保さんが指せるかどうか。

因みに解説の森下九段(中堅レベル)は「だいぶ後手の方が良いのかな」と言っていますが、仮にこの局面から先手ソフト、後手森下九段で戦った場合、ソフトが勝つと断言します。

 

 

 

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