紅茶に寄り添って

紅茶や紅茶道具に関するあれこれ。と思っていたら色々手を出して収拾付かなくなったブログ。

旅行/アウトドアの記事

私の小さな世界の全て

私は海外に行ったことはありません。
住まいは大阪から動かず、一番遠くに行っても修学旅行の沖縄に一度。東京に一度。
県外へは東より西の方ばかりに移動し、一番多いのが徳島への移動。次いで今回お話する淡路島です。
クルマは持っていても仕事の忙しさから、とは言い訳でいくらでも言えますがモノグサな性格から遠出することも少なく、きっと小さな世界で生きています。
そんな小さな世界の全ては、それでも今のこの時代では珍しいらしいです。

この土日にとあるイベントが開催されました。
私の親戚一同が淡路島へと大移動するイベントです。
字面にするとどんな悲しい習性を背負った一族なんだと思いますね。
今から40年ほど前から始まったらしいこの大移動。
親戚なんだし一年に一度くらいは会おうという意味と、産まれてくる子供たちの顔見せの場として、そして子供たちの思い出の旅行として、淡路島のとある旅館を借りて毎年開催されています。
今回の参加者は51人。下は3歳〜上は80近くまで幅広いです。
親戚がこれだけ一度に集まる家庭は聞いた限りではいませんでしたし、親戚とは指で数える程度しか会っていないという人もチラホラ。
そう考えると、こんな場が持てるということは本当にありがたいことですね。

さて、親族大移動な訳ですが、実はとある理由から私の家族はいつも到着の時間が遅いです。
この日も午後3時半に大阪出発。午後6時には宿のある淡路島でも四国に近い方に到着しなければなりません。



午後4時頃。大阪から淡路島の玄関口、明石海峡に到着。10分で出発。何も買えなかった。
ちなみにこの明石海峡がなかった頃、つまり私の小学生時代は淡路島へはフェリーで渡っていました。
船の待ち時間が子供にはとても長くてね。船に乗っても楽しいのは十分か十五分で飽きて暇で暇で本当に嫌でしたね。



なんとか夕食に間に合う。
とても美味しい晩御飯でした。



私が小学生までは家族に一室ずつ借りていたのですが、中学生辺りからこうやって大広間を借りて全員で寝ることになりました。
布団は2列に並べて敷いていたのですが、端から端まで隙間なく丁度埋まる程度。
ズラーっと布団が並んで子供達は大はしゃぎで枕投げしてるし、大人は端っこで酒盛りしてるし、その反対方向は酔い潰れて寝てるしでカオスです。
日付が変わるまでそんな騒ぎが続き、朝は五時頃からお年寄りが起き出します。



午前6時過ぎ。
ホテルのすぐ隣が海岸で、体力勝負の人が朝の4時半から起きてお風呂に入り、朝の五時に釣り具屋さんで餌を買って来てやっていたらしい。
私は朝の五時にお兄様、お姉様方のおはようの声に目を覚まし、お風呂入ってから散歩がてら様子を見に来たところです。
なお釣果はゼロらしい。



左を向くと写真では目立っていませんが、実際には風車が大きく目立つ風景。
右は向くと、なんか左と同じくらい続く海岸線。
でも目立つものはないので向くなら左ですね。




朝ごはん後の散歩。というかストーキング。
実は同じ旅館に泊まっていた方々が時代劇をこれから撮影するらしく、ちょんまげ姿の町人っぽい格好してたり、ふんどし姿の凄いキャラの立っている顔の人がいたり、茶色頭巾の忍者がいたりでこちらの方向に歩いて行ってたので追いかけたのですが、適当に追いかけてただけなので見失う。というかこれ以上は歩きたくないと引き返す。
後で知った話ですが、どうも映画の撮影だった様子。
馬を乗せたトラックまで居たもんね。凄い匂いだった。
ちなみにこの道はプロポーズ街道と言って、見渡す限りこの木が立っています。松ではないよね? 何かの木。
ちなみにプロポーズ街道、見渡す限りの木で静かな景色だし感じようによってはロマンチックに思えるような気が自分を騙す洗脳のレベルでしますが、プロポーズ街道的に重要なのはこの景色ではなく柵の事。


実は瓦に掘っているようです。これがズラーっと並んでいます。
なるほど。プロポーズする人間がいる限り瓦を売ることが出来るウハウハの商売ですな。



ホテルのすぐ側がキャンプ場で、毎年ここで過ごします。
釣りをしてる海岸もすぐそこです。
お昼はスイカ割り。
棒は用意し忘れたらしく、体力勝負の人がそこら辺で拾った角材でチャレンジ。
ゴミが付いてた木なのに洗わず払いのけただけで子供たちに渡すなんて神経の図太さが違う。



しかし意外と割れない物で、ポコンと軽い音が鳴るだけで弾き返されます。
二度、三度叩いてもこれくらいの子の力ではどうも割れない様子。
二個のスイカで7,8人の子供が叩くことが出来ました。

そんなこんなで過ごしているとおやつ時になりお開きに。
遠くから来ていたりする人もいるし、運転手である大人も子供たちがはしゃぐので疲れてるし、明日も仕事だしで少し早い時間の解散です。

ちなみに朝五時過ぎからしてた釣りは、一時間放置しても餌がつつかれた形跡もなく投げ込んだ状態でついてたり、一人用の水上ボートに邪魔されつつも帰るまでには二匹釣りあげていました。

こんな感じの私の小さな世界。しかし子供の時は大きな世界の旅でありました。
親戚が大勢集まるしね。何時間も掛けて行ってたし。
でも大切な思い出の旅だったんですよね。凄い楽しかった記憶がある。
きっと今の子供達も将来そう思い、淡路島大移動を主導する立場になるのでしょう。

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